インターンブログ クラフトビール

ムンケボーブルワリーとブルーマスターの生い立ち

皆さん、こんにちはニモです!

今日はムンケボーブルワリーの経営者であり醸造家のクラウスの紹介とムンケボーブルワリー誕生の背景に迫っていきたいと思います。

・クラウスについて

自身のオリジナルの車の前でどや顔のクラウス、実はブルワーとしては異例の経歴の持ち主で、なんと生物学の修士学と健康科学のPHDを持っているのです。この経歴は意外なところからきています。クラウスの祖母はもともとファーマーブルワーだったようで原料を自分で育てて、ビールを作っていました。しかし、ちょうど1950年ごろに酵母を失ってしまいビールを作れなくなりました。そのため、祖母の作っていたビールを実現したいと考えたクラウスは、このように学問を究めたうえでビールを作ることを決意。

PHDを取得後、本格的にドイツのブルワリーでビールを作り始めます。3年間ドイツで修業をして、今のムンケボーの元となっているレシピを確立後、祖母が経営していたムンケボーに帰ってきてムンケボーブルワリーを立ち上げました。

地元の蜜蜂から酵母を取り出して培養することで独自のビールを誕生させたクラウス。そのビールが50年前にクラウスの祖母が作っていたビールと味がほとんど同じことから、当時の酵母と同じであると考えられ、見事再現させることができました。

・ムンケボーのロゴとビールについて

ムンケボーのロゴになっているのは、このムンケボーの地で誕生した神話で重大な役割となる生活の木をモチーフとしています。ちなみにこのムンケボーのロゴと元となった木はそれぞれクラウス、クラウスの秘書さんのタトゥーでもあります(笑)。

また、ムンケボーのすべてのビールは北欧神話のキャラクターやイベントに基づいて命名されています。

このように、祖母のビールを再現したいという執念と地域の神話に基づいて生まれるべくしてムンケボーブルワリーは生まれてきました。誕生した歴史を知ることでより一層ビールを楽しく飲めますね!

ラベルのデザインがシンプルかつおしゃれなムンケボーのビールですが、味がやはり折り紙付きだなと感じます。蜂蜜の酵母を使って作られるヴァイツェンビールのFOLKVANG(写真の右から三つ目のビール)は独特の甘みと酸味を演出しており、通常のヴァイツェンと一線を画すも非常に飲みやすくなっています。また、ROSKVA(写真の左から二つ目のビール)はジンとジュニパーベリーを加えることで、ホップのシムコ由来の甘みとジュニパーベリーのスパイシーさが調和した一杯一杯を楽しめるビールです。

なぜ、これほど独自性があり、かつ、おいしいビールを作れるか秘訣を聞いてみました。クラウスが言うには、生物学と化学のバックボーンを持つことで考えている味を実現させるためにはどの酵母を用いればよいか、どの麦芽・副原料を用いるか等、科学的にしっかりとデザインできるのだそう。この秘訣を語ってくれた時のクラウスは自信にあふれていました。

最後に

今回はブルーマスターのクラウスとムンケボーの誕生に焦点を当てて紹介させていただきました。個人的にグルテンフリーの技術と味に魅了されていた私ですが、ブルワリー誕生の歴史を知ることでより一層ムンケボーが好きになりました。また、ムンケボーのビールのおいしさはクラウスの確固たる科学的な知識から生み出されていることを知り、ビールの味の奥深さを実感しました。最後までお読みいただきありがとうございました!

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